受診までの流れ


緩和ケア診療相談

当院での緩和ケア診療(外来・訪問診療・入院)を希望される場合は、
緩和ケア診療相談(予約制)を受診していただきます。


診療開始までの流れ

まずは主治医に申し出

主治医に当院緩和ケア診療受診の希望を伝え、診療情報提供書の作成を依頼してください。
病院に医療連携室がある場合には、ご相談いただくと緩和ケア診療相談の予約までがよりスムーズです。

当院へ連絡

患者様・ご家族様あるいは医療ソーシャルワーカーから当院地域相談室へお電話ください。
緩和ケア診療相談の予約をお取りします。

緩和ケア診療相談受診

まず医師と30分ほどで病状確認、今後の方針、当院での治療内容などの説明・ 相談があります。
その後、費用や転院の段取りなどについて説明があります。
緩和ケア診療相談の流れはこちら▶︎

緩和ケア診療相談を経て、
最適な緩和ケアの方針を決定します。

  • 外来通院の場合

    次回緩和ケア内科外来の予約をお取りします。

  • 在宅訪問診療の場合

    1:在宅調整目的の入院が必要な場合、入院の予約をお取りします。入院を経て、在宅療養へ移行となります。

    2:そのまま在宅訪問診療開始の場合、次回在宅訪問の予約をお取りします。

  • 入院療養の場合

    入棟審査会で緩和ケア病棟(PCU)入棟の適否を話し合います。

    (1)PCU入院が適当と判断した場合
    入院待機リストへ登録し、順番が回ってきましたら病院より連絡し入院日を決定します。

    (2)まだPCUに入院する時期ではないと判断した場合
    書類登録致します。主治医より病状の進行のためPCU入院が必要と判断されましたらご連絡ください。入院待機リストへ登録し順番が来ましたら入院となります。


緩和ケア診療相談受診までに準備していただきたい資料

  • ● 診療情報提供書
  • ● 保険証
    (患者様が受診されない場合でもご提示ください。)

緩和ケア相談当日の流れ

  • ・予約時間の15分前には受付を済ませてください。
    書類・アンケートが渡されますので記入をしてお待ちください。時間となりましたら診察室へご案内します。
  • ・最初は医師との面談になります。お時間は30分ほどで、病状の確認、今後の方針、当院での治療 内容などの説明・相談となります。お尋ねする内容としましては、
    (1)お困りの症状
    (2)主治医からの説明
    (3)どのような診療形態(外来・訪問診療・入院)を希望されるか
    (4)そのほかご希望されること などをお聞きしますのであらかじめご検討ください。
  • ・続いて医事課から費用についての説明とご希望の方は病棟見学があります。
  •  ※現在新型コロナウイルス対策で病棟見学を中止しております。
  • ・最後に地域相談室の職員より転院の段取りや介護体制の確認など説明・相談があります。

緩和ケア相談に来られる方は、事前にこちらをお読みのうえ、お越しください。


緩和ケア診療相談の
費用について

患者様が受診される場合は保険診療になります。
ご家族様のみ受診の場合は自費診療となり、5,000円(税別)の費用負担となります。


緩和ケア診療相談の
相談時間(予約制)

相談日(要予約)
相談時間(午前) 相談時間(午後)
小池 10:00~11:45 前田  14:30~17:15
越川 10:00~11:45 越川 14:30~17:15
× ×
*内視鏡 10:00~11:45 小池 14:30~17:15
小池 10:00~11:45 阿久澤 14:30~17:15
小池 10:00~11:45 小池 13:30~14:30
× ×
相談日(要予約)
相談時間(午前) 小池
10:00~11:45
越川
10:00~11:45
× *内視鏡
10:00~11:45
小池
10:00~11:45
小池
10:00~11:45
×
相談時間(午後) 前田
14:30~17:15
越川
14:30~17:15
× 小池
14:30~17:15
阿久澤
14:30~17:15
小池
13:30~14:15
×

外来通院・在宅訪問診療・
入院療養のケース

外来通院
外来通院

  • ・がん治療が終了し外来通院が可能な患者様
  • ・がん治療はまだ継続しているが、症状緩和のため並行して緩和ケア内科外来通院を希望される患者様

在宅訪問診療
在宅訪問診療

  • ・がん治療が終了し外来通院が体力的に困難であるが、入院はせず在宅看取りを希望される患者様
  • ・がん治療が終了し外来通院は体力的に困難であるが、できるだけ⻑く自宅で過ごしたい患者様
  • ・施設入所されている患者様

※ご家族と訪問診療・訪問看護・ケアマネージャーなど多職種の連携による介護体制が必要です。

入院療養
入院療養

  • ・病院での継続的な医療処置が必要な患者様
  • ・症状コントロールのために一時的に入院が必要な患者様
  • ・在宅療養環境の準備のために入院される患者様

※症状が安定し退棟基準に当てはまる患者様は長期の入院はできませんので、退院調整をさせていただきます。


患者様・ご家族の意思を尊重し、外来・入院から
在宅訪問診療への移行や選択肢の変更なども
なるべく叶えられるよう、各施設と連携しながら対応致します。