住み慣れた地域で、
健康に、安心して暮らせる医療を。

当法人は、2015年9月に西荻北より上井草へ新築移転致しました。
地域医療への貢献と緩和医療の積極的提供という理念のもと、内科医療及び緩和医療を専門に従事しております。
緩和医療の方針は、標準治療が推奨されるがん治療と異なり、患者様、ご家族様のご意向が尊重されるため、方針にかなり幅がある医療です。そのため、当院ではその幅を限りなく実現するために積極的な緩和医療の提供という理念を掲げました。
高齢化社会を迎え、日本の緩和医療の役割は終末期医療・ホスピスケアの対応だけでなく、がんと診断された時から症状コントロールや、在宅支援目的での入院も保険算定要件に入るようになったことで、その役割が拡大しております。
これらを実践するにあたり、外来・訪問診療・入院と様々なステージにおいて適切な医療及び医療連携が出来る様な体制を整備しております。当院の緩和ケア病棟は都内最大のベッド数で、この分野の医療において地域の中心的な役割を担えるよう、職員一同日々精進しております。
住み慣れた地域で健康に暮らし、人生の最期までを安心して過ごすことが出来るよう、人として、医療人としてかかわらせていただければ幸いです。
患者様、ご家族のお役に立てばと思い、私が緩和医療を志した理由や、緩和医療に関する考えをまとめました。こちらからご覧ください。